混一色と清一色:狙い方の違い
1色に染める「染め手」の代表が混一色(ホンイツ)と清一色(チンイツ)。
字牌アリならホンイツ、字牌ナシならチンイツとシンプルですが、打点・難易度・狙い方に大きな違いがあります。
012つの役の違い一覧
| 項目 | 混一色 | 清一色 |
|---|---|---|
| 構成 | 1色の数牌+字牌 | 1色の数牌のみ |
| 翻数(門前) | 3翻 | 6翻 |
| 翻数(鳴き) | 2翻 | 5翻 |
| 難易度 | ★★ | ★★★★ |
| 典型的な打点 | 満貫前後 | 跳満〜倍満 |
02混一色(ホンイツ)の特徴
1色の数牌+字牌で構成。字牌が使えるので柔軟性が高いのがメリット。
- 役牌(白・發・中・場風・自風)を加えると+1〜2翻
- 対々和との相性が良い(刻子主体になりやすい)
- 鳴いてもアガれる(喰い下がりで2翻)
典型例
234567東東東中中 + α(萬子の順子か対子)
03清一色(チンイツ)の特徴
1色の数牌のみ。字牌が一切使えないので難易度が跳ね上がるが、打点も最大級。
- 役満一歩手前の6翻役(門前)
- 多面待ちが多く、テンパイ判断が難しい
- 鳴いても5翻(喰い下がり)と高打点
典型例
12345678922 + α(筒子の順子か刻子)
04狙うべき配牌
混一色狙いのサイン
- 1色の数牌が5枚以上偏っている
- 役牌の対子・刻子がある
- 他の2色が3枚以下でバラバラ
清一色狙いのサイン
- 1色の数牌が7枚以上偏っている
- 字牌は0〜2枚
- その色で順子・対子が複数見える
05混一色 → 清一色 への発展
混一色の手から字牌を切って清一色に発展させる選択肢があります。
EXAMPLE
混一色テンパイ:3翻(門前)= 子5,200点
↓ 字牌切って清一色化(さらに2巡必要)
清一色テンパイ:6翻(門前)= 子12,000点(跳満)
→ 巡目に余裕があれば狙う価値大
↓ 字牌切って清一色化(さらに2巡必要)
清一色テンパイ:6翻(門前)= 子12,000点(跳満)
→ 巡目に余裕があれば狙う価値大
06染め手の戦略
序盤:1色を見極める
配牌で多い色を見極め、関係ない色から切る。役牌・字牌は混一狙いなら残す、清一狙いなら切る。
中盤:捨て牌で意図がバレる
1色を集めて他の色を切ると、染め手と読まれやすい。相手から危険牌を絞り込まれるので、押し引きが慎重に。
終盤:放銃ゾーンの危険認識
染めている色の中央数字(4・5・6)は要警戒。多面待ちの可能性大。
07ホンイツ・チンイツと組み合わせやすい役
| 組み合わせ | 翻数 | 備考 |
|---|---|---|
| ホンイツ + 役牌 | 3〜5翻 | 役牌1〜2翻追加 |
| ホンイツ + 対々和 | 5翻 | 満貫 |
| ホンイツ + 一気通貫 | 5翻(鳴き4翻) | 満貫 |
| チンイツ + 一気通貫 | 8翻 | 倍満 |
| チンイツ + ピンフ | 7翻 | 跳満 |
| チンイツ + リーチ + ツモ + α | 9翻+ | 倍満〜三倍満 |
08染め手の落とし穴
⚠ 配牌を見極めずに無理染め
「半分以上1色だから染めよう」は早計。7枚以上偏ってないと完成は厳しい。完成までに5巡以上かかると、相手のリーチに打ち込むリスクが大きい。
09まとめ
- 混一色=1色+字牌(3翻 / 鳴き2翻)
- 清一色=1色のみ(6翻 / 鳴き5翻)
- 狙うべきは5枚以上の偏り(清一は7枚以上)
- 役牌持ちなら混一、字牌少なめなら清一を意識
- 染め手は読まれやすいので押し引きが鍵