一気通貫で大物手を作る
一気通貫(イッツー/イッキツウカン)は同じ色で1〜9を順子3組に分けて揃える2翻役。
視覚的にもインパクトがあり、リーチ・ピンフ・赤ドラと組み合わせて跳満コースを狙える主要役の1つです。
01一気通貫の成立条件
- 同じ色(萬・筒・索のいずれか1つ)で1〜9を3つの順子に分ける
- 例:123 + 456 + 789
- 残り1面子と雀頭は他の色・字牌でOK
- 門前2翻 / 鳴き1翻(喰い下がり)
02三色同順との違い
| 役 | 同じ点 | 違い |
|---|---|---|
| 三色同順 | 順子3組 | 3色で同じ並び(345を3色) |
| 一気通貫 | 順子3組 | 1色で1〜9を網羅(123+456+789) |
両方とも順子主体なのでピンフと両立しやすいのが共通点。
03配牌から狙うパターン
次のいずれかが見えたら一気通貫狙い。
- 1色の数牌が5枚以上偏っている
- 低・中・高の各帯(1-3 / 4-6 / 7-9)に2牌以上ずつある
- 例:125678 → 筒子の一気通貫が見える
04狙い方のステップ
- 配牌時に主軸の色を決める
- 1〜9を埋めるために必要な牌をリスト化(不足牌の認識)
- 序盤に関係ない色・字牌を切る(ただし役牌は念のため残す)
- 不足牌が場に多く出ていないか捨て牌チェック
- テンパイ時、一気通貫を崩さない形で待ち選択
05難易度ランキング
3つの順子を全部完成させる必要があるので、三色同順より難しい。
| 状態 | 必要な追加牌 | 難易度 |
|---|---|---|
| 2順子完成 + 1ターツ | 1〜2枚 | ★★(テンパイ目前) |
| 1順子完成 + 2ターツ | 2〜4枚 | ★★★ |
| 3ターツ | 3〜6枚 | ★★★★ |
06一気通貫 + 他役の組み合わせ
| 組み合わせ | 翻数 | 備考 |
|---|---|---|
| 一気通貫 + リーチ | 3翻 | 満貫まで残り1〜2翻 |
| 一気通貫 + ピンフ | 3翻 | 順子のみなので両立可 |
| 一気通貫 + 混一色 | 5翻 | 満貫確定(鳴き4翻) |
| 一気通貫 + 清一色 | 8翻 | 倍満コース(鳴き7翻=跳満) |
| 一気通貫 + リーチ + ピンフ + ツモ | 5翻 | 満貫確定 |
💡 POINT
一気通貫は混一色・清一色との相性が抜群。元々1色に寄せるので、字牌を持てば混一、字牌なしなら清一に発展する。
07一気通貫の注意点
タンヤオと両立しない
1〜9の全部を使うので、タンヤオ(2-8のみ)とは絶対に両立しない。タンヤオ狙いなら一気通貫は諦める。
鳴きで打点ダウン
鳴くと2翻→1翻に下がる。一気通貫は完成までに時間がかかるので、鳴いてスピード重視か、門前で打点重視かの判断が必要。
3つの順子を同時に維持
順子1つでも欠けたら成立しない。必要な牌を捨てない慎重さが大事。
⚠ よくある失敗
「4を切ったら4-5-6が崩れる」「9を雀頭にしたいけど9-8-7に必要」など、構成牌の二重役割で迷う。1〜9を順子に分けた時の厳密なシミュレーションが必要。
08一気通貫を諦める判断
- 主軸の色の牌が2巡で増えない
- 必要な数字(1や9など)が場に切れている
- 3つの順子を作るのに5枚以上不足している
- 他の役で満貫が見える
09まとめ
- 一気通貫は1色で123+456+789の順子3組
- 門前2翻 / 鳴き1翻(喰い下がり)
- タンヤオとは絶対に両立しない
- 混一色・清一色への発展性が高い
- 3つの順子を同時に維持する慎重さが要