ロンとツモで点数が違う理由
「同じ手なのに、ロンとツモでなぜ点数表記が違うの?」
答えは分配ルールと符計算ルールの違いです。総額自体はだいたい同じですが、誰がいくら払うかが変わるので、戦略的な意味も大きく変わります。
答えは分配ルールと符計算ルールの違いです。総額自体はだいたい同じですが、誰がいくら払うかが変わるので、戦略的な意味も大きく変わります。
01ロンとツモの基本
| 方式 | 誰から取るか |
|---|---|
| ロン | 振り込んだ1人から全額 |
| ツモ | 残り3人全員から分配 |
これが点数表記が「ロン:8,000点」「ツモ:4,000/2,000」のように違う最大の理由です。
02子の満貫の例で理解する
子のロン(満貫 8,000点)
振り込んだ人から8,000点を全額もらう。シンプル。
子のツモ(満貫 4,000/2,000点)
合計8,000点を分配:
- 親から:4,000点(半分)
- 子2人から:2,000点ずつ
「4,000/2,000」という表記は親の支払い/子の支払いを意味します。
03親の満貫の例
親のロン(満貫 12,000点)
振り込んだ人から12,000点を全額。
親のツモ(満貫 4,000オール)
子3人から4,000点ずつ均等に取る。合計12,000点。「○○オール」の言い方は親ツモ特有。
04符計算でも差がある
ロンとツモは符計算でも違いが出るため、低翻数の手では点数が変わります。
| 方式 | 符の加算 |
|---|---|
| 門前ロン | +10符 |
| ツモ(門前/鳴きどちらも) | +2符 |
| 鳴きロン | 0符(追加なし) |
つまり門前ロンは符が高め、ツモは少し低めになる傾向。ピンフツモは例外で20符固定。
05翻数が変わるケース
ツモアガリには 「門前清自摸和(メンゼンツモ)」+1翻 が付きます(門前のみ)。
- 同じ手をロン → 役なし
- 同じ手をツモ → メンゼンツモ1翻が付与
結果、ロンよりツモの方が翻数が1つ多くなることがあります。
EXAMPLE
リーチのみ・ピンフ手・両面待ち
ロン:リーチ1翻 + ピンフ1翻 = 2翻30符 → 子2,000点
ツモ:リーチ1翻 + ピンフ1翻 + メンゼンツモ1翻 = 3翻20符(ピンフツモ20符固定)→ 子1,000/500点(合計2,000点)
総額は同じだが、ツモ表記が「1,000/500」になる
ロン:リーチ1翻 + ピンフ1翻 = 2翻30符 → 子2,000点
ツモ:リーチ1翻 + ピンフ1翻 + メンゼンツモ1翻 = 3翻20符(ピンフツモ20符固定)→ 子1,000/500点(合計2,000点)
総額は同じだが、ツモ表記が「1,000/500」になる
06戦略的な違い
ロンの強み
- 振り込み1人から全額(被害集中)
- 放銃した人が決まるので、勝負の流れが明確
- 狙ってアガれる(待ち牌を読む技術)
ツモの強み
- 全員から取れるので恨まれにくい
- メンゼンツモで+1翻(門前のみ)
- 裏ドラ抽選はリーチ時のみだが、ツモでも対象
- 相手が完全ベタオリでもアガれる
07ツモが好まれる理由
上級者ほど「門前ツモ志向」が強い傾向。理由:
- 翻数増(+1翻)で満貫の境界に届きやすい
- 振り込み待ちは相手のオリで失敗するが、ツモは自力で完結できる
- 3人から取るので、特定の1人に大ダメージを与えず場が荒れにくい
⚠ 鳴き手の落とし穴
鳴いた手はツモってもメンゼンツモ役が付かない。「鳴き手はロン狙い」が基本となるので、鳴き判断時に意識しよう。
08まとめ
- ロン=1人から全額、ツモ=全員から分配(総額は同じか近い)
- 門前ツモは+1翻のボーナス
- 符は門前ロン+10符 / ツモ+2符で差が出る
- ピンフツモは20符固定の特例
- 戦略的にはツモの方が安定、ロンは一発逆転向き