親と子で点数はどう変わる?
親(東家)は子の1.5倍の点数を取れる代わりに、ツモられても1.5倍を支払う「ハイリスク・ハイリターン」のポジション。
さらに連荘で同じ局を続けられる特典もあります。この記事では親と子の違いを点数・流れ・戦略の3軸で整理します。
01親と子の基本ルール
- 親(東家):その局のスタート時に「東」を持つプレイヤー。1人だけ
- 子(南家・西家・北家):残り3人
- 親はアガリ・ツモられの両方で子の1.5倍の点数
- 親が和了 or テンパイで流局すると連荘(次の局も親)
02アガリ点数の差(ロン)
| 翻数(30符) | 子のロン | 親のロン |
|---|---|---|
| 1翻 | 1,000 | 1,500 |
| 2翻 | 2,000 | 2,900 |
| 3翻 | 3,900 | 5,800 |
| 4翻 | 7,700 | 11,600 |
| 満貫(5翻) | 8,000 | 12,000 |
| 跳満 | 12,000 | 18,000 |
| 倍満 | 16,000 | 24,000 |
| 三倍満 | 24,000 | 36,000 |
| 役満 | 32,000 | 48,000 |
すべて親 = 子 × 1.5の関係。100点単位で切り上げあり。
03ツモアガリの分配(点数の払い方)
子のツモアガリ
合計点を親が半分・他の子2人が4分の1ずつ払う。
例:満貫子ツモ = 親4,000 + 子2,000 + 子2,000 = 8,000点
親のツモアガリ
合計点を子3人で均等に払う。
例:満貫親ツモ = 子4,000 × 3 = 12,000点
| 翻数 | 子ツモ(親/子/子) | 親ツモ(子×3) |
|---|---|---|
| 満貫 | 4,000 / 2,000 / 2,000 | 4,000オール |
| 跳満 | 6,000 / 3,000 / 3,000 | 6,000オール |
| 倍満 | 8,000 / 4,000 / 4,000 | 8,000オール |
| 三倍満 | 12,000 / 6,000 / 6,000 | 12,000オール |
| 役満 | 16,000 / 8,000 / 8,000 | 16,000オール |
「○○オール」は親ツモ時の言い方。「4,000オール」= 子全員から4,000点ずつもらう。
04連荘(レンチャン)の仕組み
親がアガる or 流局時にテンパイしていれば、次の局も親のまま続行します。
- 親アガリ → 連荘 + 本場(積み棒)+1
- 親テンパイで流局 → 連荘 + 本場 +1
- 親ノーテンで流局 → 親流れ(次の局は別人が親)
- 誰かのアガリで親が降りる → 親流れ
💡 POINT
本場が重なると1本場ごとに+300点が積み増しされる(ロンは振込者から、ツモは全員から各100点)。連荘5本場まで重なると、和了点に+1,500点プラス。
05親番の戦略的価値
親番は1局あたりの期待値が圧倒的に高いポジション。半荘8局のうち親は2回しか回ってこないので、いかに親番を活かすかが勝敗を分けます。
- 連荘狙い:オーラスの親なら、ベタオリせず最低テンパイは目指す
- 打点優先:親番では満貫以上を狙う方が期待値が良い
- 守備も厚め:振り込んでも子の1.5倍払うので、振り込みリスクは慎重に
06ツモられた時の支払い
親は子の1.5倍を支払うので、相手が満貫ツモを宣言した時:
- 子が振られた場合:4,000点
- 親が振られた場合:4,000点(子と同額のオールを払う)
つまりツモアガリの場合、親も子もアガリ和了者に対する支払いは同じです(オール表記)。1.5倍ルールが効くのは「親自身がツモられた時の総額」ではなく「親自身がアガった時」のみ。
⚠ よくある勘違い
「親はツモられても1.5倍払う」と誤解されがち。実際は親が振られた時も子と同じ「オール」。1.5倍は「親自身がアガる時」だけに適用。
07親と子のバランス
| 項目 | 親 | 子 |
|---|---|---|
| アガリ点 | 1.5倍 | 標準 |
| 連荘可能 | ○ | × |
| ノーテン罰符 | 子と同額 | 標準 |
| ロン振り込み時 | 標準支払い | 標準 |
| 子のツモ時 | 1/2を支払い | 1/4を支払い |
08まとめ
- 親はアガリ点が子の1.5倍
- 連荘で親番を継続できる(テンパイ or アガリで)
- 親ツモは「○○オール」で子全員から均等にもらう
- 振り込まれた時は親も子も同じ支払い(1.5倍は適用されない)