リーチ後の押し引き判断
リーチがかかった後の押し引き判断は、麻雀で最も難しいテーマ。
自分が先制リーチか、相手のリーチを追っかけるか、対応する側か、状況によって正解が180度変わる。この記事ではパターン別の判断軸を整理します。
013つのリーチ状況
| 状況 | 方針 |
|---|---|
| 自分が先制リーチ | 手牌固定、ツモ切り徹底 |
| 相手リーチに追っかけ | 慎重判断(条件次第) |
| 相手リーチにベタオリ | 安全牌で守備徹底 |
02自分が先制リーチした場合
リーチ後は手牌が固定されるので、選択肢は限られる。
- ツモった牌はそのまま切る(手牌は変更不可)
- 暗槓は送り槓でなければ可(待ちが変わらない場合のみ)
- 他家のリーチ・追っかけが入っても、自分は降りられない
- ロン or ツモまで全力疾走
💡 POINT
先制リーチで他家が降り始めたら、ツモアガリの可能性が上昇。みんなオリている=自分が一人テンパイに近い状況。
03追っかけリーチの判断
誰かが先にリーチをかけた後、自分もリーチする「追っかけ」。判断は厳しめに。
追っかけOKの条件
- 両面待ち(先行リーチより形が良い)
- 残り巡目が5巡以上
- 放銃しても致命傷でない点棒状況
- 打点が満貫以上見込める
- 自分の待ち牌が場に残っている
追っかけNGの条件
- カンチャン・ペンチャン・単騎などの愚形
- 残り巡目が4巡以下
- 放銃でラス転落のリスク
- 先行リーチが明らかに高打点(ドラ表示が中央数字など)
04相手リーチに対応する判断
自分がテンパイしていない時、相手のリーチへの対応。
即ベタオリすべき場面
- 自分の手が2向聴以上遠い
- テンパイしても役なしでアガれない
- 打点が2,000点以下
- 残り巡目が5巡以下
押すべき場面(テンパイ時)
- こちらがテンパイ+両面待ち
- 打点が満貫以上
- 残り巡目が5巡以上
- 自分がラス目で逆転狙い
051回リーチに通る安全牌の貴重さ
リーチ後にあなたが安全牌として切った牌は、その人にとって永遠の現物。
- 1巡目に切った字牌が、最終巡まで安全
- 同じ牌が複数枚切れていれば4枚見えで完全安全
- 安全牌のローテーションを意識(毎巡1枚ずつ確保)
06追っかけリーチの裏ドラ期待値
追っかけリーチの判断には裏ドラの期待値も入れる。
- 裏ドラ平均0.5枚程度の期待値
- 1発・ツモも合わせれば、リーチで+1.5翻程度上振れる
- ダマだと得られないボーナスを確率的に上乗せ
07暗槓の判断(リーチ後)
リーチ後に槓は基本不可だが、例外的に暗槓が可能な場合がある。
- 条件:待ちが変わらない+面子構成が変わらない
- 送り槓(待ちが変わる暗槓)は禁止
- 暗槓するとカンドラが増えて打点UP
⚠ 違反すると
送り槓をしてしまうとチョンボ(罰金)になることが多い。暗槓判断は慎重に。
082人リーチの戦略
誰かと自分が同時にリーチ状態。2人とも降りられない緊張感。
- 残り2人は完全ベタオリになることが多い
- 自分のツモアガリ確率が大幅上昇(みんな安全牌を切るから)
- 3人テンパイの可能性も
- ロンよりツモアガリ志向になる
093人リーチの極限状況
4人中3人リーチ=1人だけがオリている状態。
- 残った1人は絶対オリ(押す価値ゼロ)
- ツモアガリの確率が劇的に上がる
- 放銃した人の損失が大きいので慎重なオリ
10まとめ
- 先制リーチ後はツモ切り徹底、降りられない
- 追っかけは両面+打点+巡目の3条件
- 相手リーチで自分2向聴以上は即ベタオリ
- 1巡目の安全牌切りで永久現物を確保
- 送り槓は絶対禁止(チョンボ)